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クリケット通信
2016年5月25日号
写真提供:中島健蔵

緑の森に抱かれて意識が解放される瞬間は、外からの情報が何も必要のない時間。
雑音だらけの日常の中で、自分をとりもどす空間。

クリケットからのご案内
「KIKAN KOCHI No.60」 のご紹介

英訳版「KIKAN KOCHI No.60」公開のお知らせ

最新号から特集記事、ジャイアント・インタビューなどのコンテンツを中心に英語翻訳化した電子書籍版「KIKAN KOCHI No.60」 公開中です。
雑誌オンラインをはじめ、弊社英語ホームページ上から、誰でも無料で読んだり、ダウンロードしたりすることができます。
今回も全ページオールカラー、閲覧・ダウンロードともに無料でご利用いただけます。
ぜひ、日本語版とはひと味違った仕上がりの「KIKAN KOCHI」をチェックしてみて下さい。

雑誌オンラインはこちらから

「季刊高知」ホームページからでもご覧いただけます。

Information
高知家の入学式2016

高知家の入学式2016
みんなぁ、大家族やきぃ〜


この春、高知に就職、入学、移住等で来られた方を、青年団や大学生など若者と、町内会やPTAなどの地域・社会教育団体の方がいっしょになって歓迎するイベントです。今回は昨年に引き続き2回目の開催。「地域×若者」の交流と学びがダイナミックに展開されるきっかけなるに違いありません。ぜひご参加を!
また、運動会終了後の18:00~20:00には「高知家おきゃく(懇親会)」も予定されています。


詳細はコチラをご覧ください。

日程:5月29日
時間:11:00~17:00
参加費:500円
 (中学生以下無料)
会場:高知県立青少年体育館
住所:吾川郡いの町八田1767
問合せ:高知県青年団協議会事務局
 (担当:山沖)
 088-891-5331
木楽会木工作品展

木楽会木工作品展


「木楽会」は高知県立森林研修センター情報交流館の木工ボランティア養成講座の修了生の集まりです。現在、工作をとおして子供たちに木を使うことの意味、木の温もりや優しさ、自分で作る喜びなどを伝えるボランティア活動をしています。そのかたわら、自分の作りたい物を楽しく作っている木楽会会員たちの作品展が、このたび開催されます。ぜひ、足をお運びください。


日程:6月13日~24日
時間:9:00~17:00
会場:四国森林管理局1F展示室
住所:高知市丸の内1-3-30
料金:無料
問合せ:木楽会(和田)
 090-4507-9980

電子書籍化プロジェクト担当者たちの
Think&Actionなう。

 
スタッフコラムのイメージ

 こんにちは、編集部スタッフのOです。とある仕事の下調べも兼ね、大豊町粟生にある豊永郷民俗資料館を訪ねてきました。国道32号沿いに北上し、JR豊永駅南の交差点を右折して国道439号線へ。間もなく見えてくる案内標示に従って、少し細い坂道をのぼると到着です。
 真言宗のお寺・定福寺の静かな境内に建つ資料館には、豊永郷の人々に使われていた民具が集められ、およそ1万2千点もの品々が展示されています。人々が営んでいた養蚕、和紙、林業、農業などの産業で使われていた機具、味噌や豆腐の製造に用いた桶など暮らしの品というように、使われた場面ごとに整理されています。初めて見るものばかりの子どもたち向けに、あちらこちらの展示にクイズのパネルが備えつけてあり、昔の暮らしを分かりやすく伝えながら楽しく学習できる工夫も素晴らしいと感じました。
 ご案内いただいた先代ご住職のお話によると、打ち捨てられていく民具は貴重なものと考えた先々代の住職が、お寺で不要になった民具を引き取り始めたことが出発点となり、今日の資料展示につながったそうです。現在のご住職、釣井龍秀さんはご不在でしたが、学芸員として資料館の運営に携わっておられるとのこと。定福寺の代々ご住職が歴史をつなぎ、貴重な資料がこうして後世に伝わっていることに感動しました。
 こちらの資料館は今年の3月に新装開館したばかり。土佐漆喰と県産木材がふんだんに使われていて、中に入ると木の香りに包まれる快適な建物です。ちなみに、2015年の高知県建築文化賞で最優秀の知事賞にも選ばれているそうです。高知に住む子どもたちに、ぜひとも見てもらいたいと思う民俗資料と建物でした。

ブロディよしひろエッセイ
コウチニコイー61

出版花盛りの高知。

 
ブロディよしひろエッセイ「コウチニコイー061のイメージ

 5月は出版記念パーティが連続でありました。一つめは、写真家の桐野伴秋さんが講談社から出版した『日本・美の幻風景』です。会場にはたくさんの出席者たちで、桐野さんの人気ぶりがわかります。素敵な音楽、そして料理にも、桐野さんの世界観が溢れていました。
 もう一つは『土佐の味 ふるさとの台所』復刊版(発行:「ふるさとの台所を」復刊を熱望する会事務局 株式会社わらびの)です。30年ぶりに天然色(カラー)で復刊した、高知の地域と、食と、人の暮らしが伝わるタカラモノのような一冊です。このパーティの料理も本の内容が再現されていました。県内の熱き心を持った人たちが集った素敵な時間でした。
 是非、『季刊高知』ともども、この2冊、書店でお買い求めください。
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RKCラジオと季刊高知のコラボ企画、「週刊・季刊高知」は、毎週月曜午前10時45分ごろからの生放送です!
RKCパーソナリティと編集長、ゲストの方とのかけあいをぜひお楽しみください。

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最後までお付き合いいただきありがとうございました。
次回のメルマガ配信は6月10日です。お楽しみに!

季刊高知編集部一同